遊びのうえに暮らす

LIVING upon the PLAY

LIVING upon the PLAY

エントリーは2020年10月1日17時まで

応募登録

テーマ

遊びのうえに暮らす

「遊び」には、幼児のように戯れること、仲間と楽しく過ごすこと、酒や賭博などに耽ること、仕事や勉強の合間、物事にゆとりのあること、文学や芸術など世間から遊離した美を求めること、機械などの部品の結合にゆとりをもたせることなど、さまざまな意味があります。


ただ、いずれにしても、機能性や合理性を追い求めることとはうらはらの、人間味あふれる行為で、生きるための根源のようなものと言えるでしょう。


ヨハン・ホイジンガが著した『ホモ・ルーデンス』(中公文庫、1973年)では、「文化は遊びのなかにおいて、遊びとして発生し、展開してきた」「遊びが生活のなかで大きな意味を持っていること、それがある必然的な使命を負っていること」「自然は……(中略)……緊張、歓び、面白さというものをもった遊びを与えてくれた」と書かれています。


この人間活動の本質とも言える「遊び」から暮らしを考えてください。


「遊び」を考えることで住むことの可能性が広がるでしょうし、これからの暮らしにヒントを与えてくれるでしょう。


みなさんの提案をお待ちしています。

遊びというものは、考えれば考えるほど、われわれの存在のもっとも根底にあるもののような気がしてくるから不思議です。現代社会の遊びについて着目するのでもよいし、人類が昔から続けてきた変わらぬ遊びについて考えるのでもよいですが、遊びの本質に迫るような建築や空間の提案を期待します。

― 西沢立衛

仕事と遊びの境界は、限りなく曖昧になりつつある。テクノロジーが人類をルーティンワークから解放すればするほど、そうなっていくだろう。目的など明確にない中で、何らかの興味深さや幸せさや楽しみに向けて、意識が集中の度合いを高めるのはどのようにしてか。遊びという謎の持つ魅力はどんな空間を生むだろうか。

― 平田晃久

「遊び」には自由を求める側面がありますが、他方、野球やサッカーなどルールがなければ成立しない「遊び」もあります。カイヨワは、このような遊びの両義的性質をパイディア(自由)、ルドゥス(規制)と呼び、さらにミミクリ、イリンクス、アゴン、アレアという4つの「かた」を見い出しました。
「遊び」という漠然とした言葉を扱いにくく感じたら、そういった先人の分析を参照してもよいでしょう。厳密で真剣な「遊び」を期待します。

― 吉村靖孝

ホイジンガは「ホモ・ルーデンス」の中で、遊び − 真面目の転回について述べているが、今日、あらゆる遊びは巧妙に役立つものに仕立てられ、遊びのような真面目に占められているように見える。ホイジンガは遊びから幻想を奪い去る遊び破り(スポイル・ポート)を取り上げているが、真面目に埋め尽くされた今、必要なのはそれを打ち破る「真面目破り」ではないだろうか。

― 羽鳥達也

1988年「くうねるあそぶ。」という自動車広告のコピーが流行った。落語の前座噺にある「食寝処住処(くうねるところにすむところ)」に「遊ぶ」を加えたのだという。昭和天皇の病状悪化による自粛ムードの中でCMのある台詞が不謹慎とされ、音が消され文字だけが残された。再び自粛ムードの社会で「遊び」を考えることは、安易な共感を疑う機会になろう。

― 藤村龍至

孔子の言葉に「道を志し、徳に拠り、芸に遊ぶ」とあります。古来、六芸という教養を楽しむことが、真の君子の嗜みであるとされてきました。文明の発達の過程で「六芸」、「遊び」の概念も変化してきました。クリエイティブな発想も「遊び」という心のゆとりから生まれるものだと思います。現代における「遊び」とは何か、創造性豊かな解釈を期待しています。

― 相臺志浩

賞金

  • 1等[1点]
  •  
  • 100万円
  • 2等[1点]
  •  
  • 50万円
  • 3等[1点]
  •  
  • 30万円
  • 佳作[8点]
  •  
  • 各10万円
総額 260万円/すべて税込
  • 「新建築」2021年1月号で発表
  •  建築会館ギャラリーにて展示:2021年2月15日(月)~ 18日(木)

スケジュール

 

応募登録開始
作品受付開始
応募登録終了
作品受付終了
結果は入選者に通知いたします
2021年12月2日(水) 表彰式
2021年1月   『新建築』2021年1月号で発表いたします

応募要項

全て展開

登録方法

インターネットにて登録の場合は、本サイトの登録フォームよりご登録ください。


官製ハガキにて登録の場合は、下記作品送付先までご登録ください。


FAXにて登録の場合は、03-5244-9338までご登録ください。


インターネット登録には、「KENCHIKU」サイトのID・パスワードが必要となります。


お持ちでない方は、ID・パスワードを登録後、本コンペの登録を行ってください。


官製ハガキとFAXにて登録の場合「日新工業建築設計競技係」と明記し、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、勤務先あるいは学校名(学年)、所在地、電話番号、e-mailアドレスを書き添えてお申し込みください。


ご登録いただいた方には登録票をお送りいたします。 複数の作品を応募する場合は、作品ごとに登録してください。


登録のお問合せ:日新工業建築設計競技事務局|03-5244-9335

用紙

A2サイズ(420mm×594mm)の用紙(中判ケント紙あるいはそれに類する厚紙)1枚におさめること。模造紙等の薄い用紙は開封時に痛む恐れがあるので避けること。ただし、パネル化・額装は不可。

提出図面

配置図・平面図・立面図・断面図、透視図・模型写真など、設計意図を表現する図面(説明はできるだけ図面のみですること。各図面の縮尺は自由)。表現方法は、青焼、鉛筆、インキング、着色、写真貼付、プリントアウトなど自由。

登録番号の記載 & 登録票

提出方法 & 作品送付先

下記へ送付してください。

日新工業株式会社「日新工業建築設計競技係」[必ず明記のこと]

〒120-0025 東京都足立区千住東2-23-4

TEL:03-3882-2613


持込み、バイク便は不可。


開封時に痛みやすいため、円筒状の梱包はご遠慮ください

その他

  • 応募作品は未発表の作品に限ります。
  • 本設計競技の応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、入賞作品の発表に関する権利は主催者が保有します。
  • 応募作品は返却いたしません。
  • 同一作品の他設計競技との二重応募は失格となります。
  • 応募作品の一部あるいは全部が、他者の著作権を侵害するものであってはなりません。また、雑誌や書籍、Webページ等の著作物から複写した画像を使用しないこと。著作権侵害の恐れがある場合は、主催者の判断により入賞を取り消すことがあります。
  • 入賞後に著作権侵害やその他の疑義が発覚した場合は、すべて応募者の責任となります。
  • 入賞後の応募者による登録内容の変更は受け付けません。
  • 応募に関する費用(送付・税金・保険など)は、すべて応募者の負担となります。
  • 課題に対する質疑応答はいたしません。
  • 規定外の問題は応募者が自由に決定すること。

審査委員

西沢 立衛

審査委員長

平田 晃久

審査員

吉村 靖孝

審査員

羽鳥 達也

審査員

藤村 龍至

審査員

相臺 志浩

審査員

応募登録

登録

登録にはWEBサイト「KENCHIKU」のIDとパスワードが必要となります。
登録を希望する方は事前にKENCHIKU会員登録を行って下さい。