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技術資料
|防水層の耐用年数|防水層の劣化診断方法
■防水層の耐用年数

●耐用年数の推定方法

推定耐用年数Yは、次式によって求める。
Y = Ys × s × a × b × c × D × M
Y : 標準耐用年数
Ys : 表[1] によって定められる標準耐用年数
s : 表[2] によって定められる防水工法の選択係数
a : 表[3] によって定められる設計係数
b : 表[4] によって定められる施工係数
c : 表[5] によって定められる施工時の気象係数
D : [イ]によって定められる劣化外力係数
M : [ロ]によって定められる維持保全係数
表[1] 屋根メンブレン防水の標準耐用年数
防水層の種類 工法の種類 標準耐用年数
押えアスファルト防水 A-RA2,A-RB2 17年
露出アスファルト防水 A-RC2,A-RD2,A-RE2 13年
押えシート防水、露出シート防水 S-VR3,S-NR2,S-PV1,絶縁PV* 13年
露出ウレタン塗膜防水 L-PU2,特殊PU* 10年
(注) *特記による特殊工法
表[2] 防水工法の選択係数 s
I

RC
II

PC
III

ALC
IV

RC
V

RC
VI

RC
VII

RC
VIII

RC
IX

RC
X

RC
XI

PC
XII

ALC
備 考







[1]A-RA2
[2]A-RB2
[3]A-RC2
[4]A-RD2
[5]A-RE2


1.0

1.2


1.0

1.2



1.0
1.0
1.0 *
1.0 *


1.0 *
1.0 *


1.0
1.0


1.0
1.0


1.0
1.0


1.0
1.0





1.0



1.0



1.0
A-RA2~A-RE2の代りにA-RA1~A-RE1のグレードを使用する場合は、係数1.0を1.2と、1.2を1.4と読み替える。




[6]S-VR3
[7]S-NR2
[8]S-PV1
[9]絶縁PV

1.0
1.0
1.0
1.0

1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
0.6 *
0.6 *
0.6 *
0.6 *
0.8 *
0.8 *
0.8 *
0.8 *
0.8
0.8
0.8
0.8
0.6
0.6
0.6
0.6
0.8
0.8
0.8
0.8
0.8
0.8
0.8
0.8
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
S-VR3、S-NR2の代りにS-VR1、S-NR1のグレードを使用する場合は、係数に1.5を乗じた値を採用する。



[10]L-PU2
[11]特殊PU
1.0
1.0
0.8
1.0
0.8
1.0






1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
L-PU2の代りにL-PU1のグレードを使用する場合は、係数に1.2を乗じた値を採用する。
(注) *緩衝材敷きの上に押え層
表[3] 設計係数 a


1.3
1.2
1.1
1.1
1.0
0.8
0.8
0.7
0.5以下
表[4] 施工係数 b


1.2
1.1
0.9
1.1
1.0
0.8
1.0
0.9
0.7以下
表[5] 施工時の気象係数 c
季節 係数
雨・雪季
寒 冷 季
一 般 季
0.8
0.9
1.0
[イ]劣化外力係数Dの算定
劣化外力係数
Dは、次式によって求める。
D=d1×d2
d1 : 表[6] によって定められる断熱係数
d2 : 表[7] によって定められる地域係数
断熱材の位置
▲断熱材の位置
表[6] 断熱係数 d1
防水層の種別 工 法 断熱材
アスファルト防水 押え工法
露出工法
1.2
0.9
1.0
1.0
シート防水 押え工法
露出工法
1.2
0.9
1.0
1.0
塗膜防水 露出工法 0.8 1.0
表[7] 地域係数 d2
防水層の種別 工 法 一般地 寒冷地、亜熱帯地
アスファルト防水 押え工法
露出工法
1.0
1.0
1.0
0.9
シート防水 押え工法
露出工法
1.0
1.0
1.0
1.0
塗膜防水 露出工法 1.0 0.9
i )断熱材の有無による係数 d1
 1) アスファルト防水(押え工法)
  断熱材がある場合、押え工法においては防水層の上に断熱材(押出し成型皮つきポリスチレンフォーム)を置く構成とする。この場合、防水層は断熱材により熱的に保護されており、劣化の進行程度は小さく、防水層の耐久性能は向上するので、断熱係数を1.2とする。
 2) アスファルト防水(露出工法)
  断熱材がある場合、露出工法においては防水層の下に断熱材(面材付き硬質ポリウレタンフォームあるいはポリイソシヌレートフォーム)を置く構成とする。この場合、防水層は熱的に苛酷な条件となり、かなりの温度変動を受ける。そのため、防水層の劣化の進行程度は比較的大きく、防水層の耐久性能が低下することが考えられるので、断熱係数を0.9とする。
 3) シート防水(押え工法)
  断熱材がある場合、アスファルト防水の押え工法と同じ理由で断熱係数を1.2とする。
 4) シート防水(露出工法)
  断熱材がある場合、アスファルト防水の露出工法と同じ理由で断熱係数を0.9とする。但し、断熱材は架橋型ポリエチレンフォームとする。
 5) 塗膜防水(露出工法)
  断熱材がある場合、アスファルト防水の露出工法と同じく熱的に苛酷な条件となり、また材質的に温度変動の影響を受けやすいので、断熱係数を0.8とする。

ii )建設地域による係数 d2
 1) アスファルト防水(押え工法)
  押え層のある場合は、寒冷地・亜熱帯地においても、環境条件による影響を直接的に受けず、劣化の進行程度は地域によりあまり変わらないので、地域係数はすべて1.0とする。
 2) アスファルト防水(露出工法)
  押え層のない露出工法では、寒冷地・亜熱帯地の場合は、温度上下幅の増大、積雪、日射量の増大などの苛酷な環境条件となる。そのため劣化の進行程度は比較的大きく、防水層の耐久性は低下するので、地域係数を0.9とする。
 3) シート防水(押え工法)
  アスファルト防水の押え工法と同じ理由で、寒冷地、亜熱帯地においても地域係数を1.0とする。
 4) シート防水(露出工法)
  アスファルト防水の露出工法と同じ寒冷地、亜熱帯地の場合には苛酷な環境条件となるが、材質的に影響を受けにくく、劣化の進行程度は、一般地とあまり変わらないので、地域係数を1.0とする。
 5) 塗膜防水(露出工法)
  アスファルト防水の露出工法と同じ理由で、寒冷地、亜熱帯地においては地域係数を0.9とする。
[ロ]維持保全係数Mの算定
劣化外力係数
Mは、下記表[8]の維持保全仕様に応じて設定する。
表[8] 維持保全仕様に応じた維持保全係数 M
  No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6 No.7 No.8
アスファルト防水、
シート防水
押え工法
露出工法

1.0
1.0
0.9

0.9
0.9
0.8
0.9
0.8

0.9
0.8
0.7

0.8
ウレタン塗膜防水露出工法 1.0 0.9 0.9 0.8 0.8 0.9 0.7 0.8
維持
保全
係数
清掃(周期0.5年)
点検・保守(周期2年)
再塗装(周期4年)
















(注) ○:実施する -:実施しない
 1) 維持保全作業の内容
  維持保全作業は清掃、点検・保守、保護塗料再塗装とする。
 2) 維持保全作業の周期
  清掃に関しては0.5年ごと、点検・保守に関しては2年ごと、保護塗料再塗装に関しては4年ごとを標準とする。したがって年次によっては2~3作業を同時に維持保全として実施することになる。
 3) 維持保全仕様
  維持保全仕様は、清掃、点検・保守、保護塗料再塗装の3作業の実施の組合せによって、表[7]のように番号で示した。
 4) 維持保全係数は、維持保全の度合いによって表[7]のように維持保全すべて実施した場合の係数を1.0とし、維持保全に不備がある場合には係数は小さくした。
 5) 押え工法に関しては、保護塗料再塗装は実施しないので、維持保全係数のとり決めあたっては考慮外とし、清掃、点検・保守の仕方によって維持保全係数を決めてある。
 6) 露出工法に関しては、4年周期の保護塗料再塗装の維持保全により、防水層の耐久性向上が図れるので、実施しない場合に比較して係数を大きくしてある。
 7) 維持保全を全くしないNo.7の場合は、特に露出工法において防水機能の劣化の進行程度が大きく、故障発生に至る率が高いとして、維持保全係数は0.7とかなり小さい値を採用してある。
 

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