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日新建築設計競技 作品集

第39回:アジアモンスーンの「家」 主催 日新工業株式会社
後援 株式会社新建築社
審査委員長  六鹿正治(日本設計代表取締役社長)
審査委員 青木 淳(青木淳建築計画事務所代表)
妹島和世(慶応義塾大学教授)
藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表)
山本敏夫(鹿島建設専務執行役員・建築設計担当)
相臺公豊(日新工業代表取締役社長)
賞金  1等  1点  100万円
2等  1点  50万円
3等  1点  30万円
佳作  8点  各10万円
アジアモンスーンの「家」
今回の課題は、アジアモンスーンの「家」です。
高温多湿を大きな気候的特徴とするアジアモンスーン地域。日本列島の大部分はその中に位置し、世界的にも降水量の多い、水に恵まれた環境にあります。
豊富な水や湿潤な空気は豊かな植物資源を生み出し、その恵みによって木造建築や農耕が誕生し、発展しました。高床、勾配屋根、深い軒といった建築の形態も、アジアモンスーン気候から合理的に導かれた形式であり、「家」という生活形態も、農耕を支えるための共同体を養う場として編み出された生活様式です。つまり私たちの生活とそのかたちは、アジアモンスーン気候によって育まれてきたものなのです。
しかし、20世紀以降、私たちの選択した生活様式は、はるかに乾燥した気候の下で生まれ育った近代文明を下敷きにして再形成されていったため、私たちを育んだアジアモンスーン気候とは必ずしも相性のよいものではありません。言い換えれば、現在の私たちの生活は、私たちに身近な自然とはいささか縁遠いものになってしまっているとも言えるでしょう。
ところが昨今は、地球温暖化に伴うCO2排出削減という課題に加え、電力消費の削減要求などの社会問題も発生しているため、エネルギー負荷を減らしアジアモンスーン気候に寄り添いながらも快適な生活スタイルや環境低負荷型建築を実現することへの関心が高まってきました。
そこで今回は、アジアモンスーン気候の特徴、たとえば夏場の高温多湿、夕立、強い日射など、私たちに身近な自然を積極的に活用しながらも、しかも快適で現代的であるような建築の提案を求めることに致しました。
家に「」をつけたのは、単に自然環境と建築の関係を解くだけでなく、そこに住まう人たちの人間関係も合わせて提案して欲しいと考えたからです。アジアモンスーン気候の定義や「家」の解釈などは、日本に限定せずに広くアジア地域を想定していただいてもかまいません。みなさんの自由な発想に期待を致します。多くの方々のご提案をお待ちしています。


1等  水野 貴之(横浜国立大学大学院Y-GSA)
越後 海(横浜国立大学大学院Y-GSA)
 
 拡大図

2等  清野 新(東京大学大学院)
田代 晶子(早稲田大学)
 
 拡大図

3等  飯田 将平(京都工芸繊維大学大学院)  
 拡大図

佳作  石川 睦(愛知工業大学)
大山 真司(愛知工業大学)
 

佳作  阿部 雄介(日本大学大学院)
木上 奈都子(都留理子建築設計スタジオ)
 

佳作  高田 和政(高田和政建築設計室)  

佳作  山田 哲也(ヤマダアトリエ)  

佳作  川端 昂次(京都工芸繊維大学)  

佳作  石川 北斗(明治大学大学院)  

佳作  阪口 達哉(法政大学大学院)
高松 達弥(法政大学大学院)
 

佳作  竹田 和行(東京理科大学大学院)  




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